相模原ギオンフィールド完全攻略!スタジアムとの違いと混雑回避
神奈川県相模原市南区の緑豊かな麻溝公園内に位置する「相模原ギオンフィールド」。週末になると中長距離の陸上記録会やユース世代のサッカー公式戦、市民ランナーの練習拠点として活況を呈する一方、初めて訪れる人を中心に「隣接するギオンスタジアムと何が違うのか」「町田のスタジアムと間違えそうになった」という混乱の声が後を絶ちません。
現地へ向かう際、アクセスの下調べや駐車場の選択を誤ると、炎天下や悪天候のなか長距離の徒歩移動を強いられたり、満車渋滞に巻き込まれて競技開始に間に合わなかったりするトラブルに直面します。本稿では、現地取材の知見と施設公式データを交え、相模原ギオンフィールドをスマートに利用・観戦するための全ノウハウを徹底網羅してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:相模原ギオンフィールドの正式名称は「相模原麻溝公園第2競技場」であり、隣接する第1競技場(ギオンスタジアム)とは観戦スタンド設備や収容規模が大きく異なる。
- 要点2:最寄り駅のJR相模線・原当麻駅からは徒歩約20〜25分。休日イベント時は麻溝公園第1〜第4駐車場が瞬時に満車となるため、第5駐車場の活用や路線バスの利用が混雑回避の決定打となる。
- 要点3:観戦席はほぼ全席屋根なしの構造。個人利用や貸切の予約方法、開門時間、周辺の補給ポイントを事前に把握しておくことで、当日の不測の事態を完全に防ぐことができる。
【現地検証】相模原ギオンフィールドとギオンスタジアムの決定的な違いとは?
相模原ギオンフィールドを訪れるにあたり、最も注意すべきなのが隣接する「相模原ギオンスタジアム」との施設の違いです。公式資料によると、両施設はいずれも相模原麻溝公園内に位置していますが、施設の格付けや規模は明確に分かれています。
歴史を紐解くと、2014年1月9日に相模原市中央区に本社を置く総合物流企業・株式会社ギオンがネーミングライツを取得(3年契約・年額1,000万円で締結・以降更新)。これにより、相模原麻溝公園第1競技場が「相模原ギオンスタジアム」、第2競技場が「相模原ギオンフィールド」と命名されました。
ギオンスタジアムが第1種公認陸上競技場であり、Jリーグ公式戦が開催可能な約15,300人収容の大型スタンドや大型映像装置を備えているのに対し、ギオンフィールドは第3種公認陸上競技場です。トラックは全天候型400m×8レーン、中央には天然芝フィールドを備えており、競技規格としては本格的であるものの、観客席の構造や付帯設備は大幅にコンパクト化されています。
さらにネット上の口コミやSNSで頻発しているのが、隣接する東京都町田市の「町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)」との混同です。同一企業がネーミングライツを取得しているため、カーナビの目的地設定やタクシー配車時に誤認し、約8km離れた別会場へ向かってしまう遠征サポーターが散見されます。「相模原麻溝公園にあるギオンフィールド」であることを出発前に必ず再確認してください。
| 項目 | 相模原ギオンフィールド(第2競技場) | 相模原ギオンスタジアム(第1競技場) | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 陸上公認規格 | 第3種公認陸上競技場 | 第1種公認陸上競技場 | フィールド側も全天候型400m×8レーンで競技水準は極めて良好 |
| 観客収容人数 | 約1,000人(固定席+芝生席) | 約15,300人 | フィールドは選手との距離が非常に近く臨場感抜群 |
| メインスタンド屋根 | なし(完全オープン構造) | あり(メインスタンド中央部) | フィールド観戦時は雨具・日除け対策が必須条件 |
| 電光表示盤・ビジョン | 簡易型得点表示板 | 大型フルカラーLEDビジョン | 大会記録の速報は手動板やアナウンスが主体 |
| 主な開催イベント | 中学・高校陸上大会、市民記録会、地域サッカー | Jリーグ公式戦、トップリーグ、全国規模大会 | 地域スポーツの熱戦を間近で体感できる独自価値がある |

【アクセス徹底解剖】原当麻駅からの徒歩ルートと路線バスの最適な行き方
相模原ギオンフィールドへの交通アクセスは、最寄り駅からの徒歩、またはターミナル駅からの路線バス利用が基本となります。鉄道の最寄り駅はJR相模線の原当麻(はらたいま)駅または下溝(しもみぞ)駅ですが、実用的な徒歩ルートとしては原当麻駅一択となります。
原当麻駅東口からギオンフィールドまでは約1.4km、徒歩でおよそ20〜25分を要します。道順は県道52号線を経由し、女子美術大学方面へ向かう緩やかな登り坂が続きます。途中、原当麻駅周辺を過ぎると日陰や街灯が限られるエリアに入るため、夏季の日中移動では熱中症対策、夕方以降の下校時間帯では足元の視界確保が欠かせません。
遠方から訪れる場合や、体力の消耗を抑えたい場合は、ターミナル駅からの神奈中(神奈川中央交通)路線バスの利用が極めて合理的です。主なバス発着ルートは以下の通り設定されています。
小田急線「相模大野駅」北口から:3番乗り場より「女子美術大学行(大60系統)」に乗車し、約20〜25分。「総合体育館前」または終点「女子美術大学」下車、徒歩約3分。
JR横浜線「古淵駅」から:駅前バス乗り場より「女子美術大学行(古04系統)」に乗車し、約15〜20分。「総合体育館前」下車。
JR横浜線「相模原駅」南口から:「相武台前駅行(相27系統)」に乗車し、約30分。「総合体育館前」下車。
女子美術大学行きのバスは平日・土曜の講義時間帯には高頻度で運行されていますが、日祝日や大学の休業期間中は運行本数が減少するダイヤ設定となっています。事前にバス運行ダイヤを確認した上で出発することをおすすめします。
【駐車場攻略】麻溝公園駐車場の満車トラップを回避する実践ルート
自家用車で来場する方にとって、最も頭を悩ませるのが駐車場の確保です。相模原麻溝公園内には合計約1,200台を収容できる無料駐車場(第1〜第6駐車場)が整備されています。しかし、隣接する相模原公園の利用者、ふれあい動物広場を訪れるファミリー層、そしてスタジアムやフィールドの競技参加者が一斉に集中するため、休日の午前中には大規模な満車渋滞が発生します。
ギオンフィールドに物理的に最も近いのは第4駐車場および第3駐車場ですが、ここは競技大会の関係者や家族連れが真っ先に目指すため、土日祝日は朝の8時30分〜9時00分の段階で満車になるケースが常態化しています。第4駐車場の入り口前で空車待ちの列に並んでしまうと、右折入庫が制限されている箇所もあり、身動きが取れなくなります。
現場取材に基づいた混雑回避の最善策は、初めから第5駐車場(スポーツレクリエーションパーク側)を目的地に設定することです。第5駐車場は収容台数が約260台と比較的広く、競技場入口までの動線も整備されています。さらに混雑が予想される大規模大会日には、県道沿いの誘導員に従い、臨時駐車スペースの案内を柔軟に選択する判断力が求められます。
公園駐車場の利用時間は通常午前6時〜午後6時(夏季の5月〜8月は午後7時まで延長)となっており、夜間の留め置きはできません。出庫時の混雑を避けるためにも、大会終了直後のピーク時間帯から30分ほどずらして公園内を散策した後に退庫するなど、時間差行動を心がけるとスムーズです。

【観戦・大会ガイド】観戦席の環境と開門時間・設備の実態
相模原ギオンフィールドで開催される陸上大会やサッカーの試合を観戦する際、事前の装備準備が快適性を大きく左右します。メインスタンド側に設けられた観戦席は長ベンチシートおよび芝生エリアで構成されており、総座席数は約1,000席未満です。
最大の注意点は、スタンドに屋根が一切設置されていない点です。天候の影響をダイレクトに受けるため、雨天時の観戦にはレインコートやポンチョが必須となります(傘の使用は後方観客の視界を遮るため原則禁止されるケースが大半です)。また、夏季は直射日光が照りつけるため、ツバの広い帽子、冷却タオル、携帯型扇風機、日焼け止めの持参が自衛の基本となります。座面が硬いプラスチック製であるため、折りたたみ式のポータブルクッションを持参すると長時間の観戦でも腰への負担を劇的に軽減できます。
大会当日の開門時間は、主催団体の規定により変動するものの、基本的には午前8時00分〜8時30分に設定されるケースが主流です。ウォーミングアップ開始時刻に合わせて開門と同時にスタンドの良席が埋まる傾向にあります。特に陸上大会では、100m走のゴール付近やメインストレート前のベンチ席が早朝から確保されるため、ベストポジションで選手の応援を行いたい場合は開門時刻前の現地到着を目指す必要があります。
なお、フィールド周辺にはスタジアムのような常設売店やキッチンカーの常時出店はありません。敷地内に飲料の自動販売機は複数台設置されているものの、スポーツドリンク類は早い段階で売り切れになる事態も見受けられます。昼食用の軽食や捕食は、原当麻駅周辺のコンビニエンスストア等で事前に買い揃えてから入場するのが鉄則です。
【利用予約と周辺施設】一般利用の手順と周辺の立ち寄りスポット
相模原ギオンフィールドは、観戦だけでなく一般の市民やアスリートの練習施設としても広く開放されています。トラックやフィールドを占有・貸切利用する場合、相模原市の公共施設予約システムである「さがみはらネットワークシステム」からの事前利用者登録および抽選申し込みが必要です。毎月の所定期間内にオンラインから予約を申請し、利用承認を受ける流れとなります。
また、専用利用が入っていない特定日には「個人利用枠」が設定されており、一般市民ランナーが1回あたり数百円の低料金で400mトラックを利用可能です。個人利用の開放日は月ごとに相模原ギオンスタジアム公式ホームページ内の月間予定表(PDF)に公開されるため、事前にスケジュールを確認した上で管理事務所窓口で受付を行ってください。
競技や応援の前後に立ち寄りたい周辺スポットも充実しています。隣接する相模原麻溝公園内には、高さ約55mの展望塔「グリーンタワー相模原」があり、天候の良い日には丹沢山塊から富士山まで見渡す大パノラマを無料で楽しめます。さらに「ふれあい動物広場」ではポニー乗馬や小動物との触れ合いが可能で、家族同伴の遠征でも退屈することはありません。
隣接する相模原公園へ足を延ばせば、広大なフランス式庭園や温室植物園「サカタのタネ グリーンハウス」が広がり、緑豊かなウォーキングを楽しめます。一方で飲食店街のような商業エリアは公園周辺にないため、試合後の本格的な食事には原当麻駅前か、国道16号方面・相模大野駅周辺のレストラン街へ移動するプランが現実的です。
【プロの結論】相模原ギオンフィールドが向いている人・慎重になるべき人の判断基準
現地取材と施設スペックの検証から導き出される、相模原ギオンフィールドの利用適性判定は以下の通りです。
【本施設への来場・利用が向いている人】
・選手と同じ目線でトラックや芝生フィールドの熱戦を間近に感じたい観戦者
・第3種公認の本格的な全天候型タータンでタイム測定やインターバル走を行いたいランナー
・無料駐車場を賢く活用し、コストを抑えてスポーツ活動を行いたい団体・チーム
【利用・来場に際して慎重な準備が必要な人】
・Jリーグ公式戦のような屋根付きシート、大型ビジョン、華やかなスタジアムグルメを期待している人
・最寄り駅から徒歩5分圏内の平坦なアクセスを希望する足腰に不安のある方
・休日の午後に自家用車で向かい、並ばずに競技場真横へ駐車したいと考えている人

【相模原 ギオン フィールド】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:相模原ギオンフィールドに屋根付きの観戦席はありますか?雨の日の持ち物は?
A1:観戦スタンドには屋根が一切ありません。雨天時は傘を差しての観戦が禁止または制限される場合が多いため、レインポンチョや雨合羽、荷物を丸ごと覆える大型のビニール袋、速乾性タオルを必ず持参してください。
Q2:駐車場の料金は無料ですか?満車時の対処法は?
A2:相模原麻溝公園の駐車場(第1〜第6)はすべて無料で利用できます。ただし土日祝の午前中は競技場直近の第4・第3駐車場が極めて混雑するため、収容台数の多い第5駐車場を最初から目指すか、相模大野駅・古淵駅からの路線バス利用を推奨します。
Q3:町田の「町田GIONスタジアム」と間違える人が多いと聞きましたが本当ですか?
A3:事実です。どちらも物流企業ギオンがネーミングライツを保持しているため混同されがちですが、町田GIONスタジアムは東京都町田市の野津田公園内にあります。両スタジアム間は約8km離れており、車でも25分以上かかるため、ナビ設定時は「相模原麻溝公園」であることを必ず確認してください。
Q4:原当麻駅からの徒歩ルートにコンビニや飲食店はありますか?
A4:原当麻駅前にはコンビニやスーパーがありますが、駅前を離れて女子美術大学方面へ進むと店舗が途絶えます。競技場周辺には売店が少ないため、昼食や補給用の飲料は原当麻駅を出発する前に購入しておくのが確実です。
まとめ:最新情報を把握してスマートに相模原ギオンフィールドを活用しよう
相模原ギオンフィールドは、選手との距離が驚くほど近く、フィールドの息づかいやトラックを駆けるスパイク音までダイレクトに届く、スポーツ本来の魅力に満ちた競技場です。
隣接するギオンスタジアムとの設備差やオープン構造ゆえの天候リスク、そして休日の無料駐車場渋滞という特性を事前に理解しておけば、当日のトラブルは完全に回避できます。本稿で紹介した原当麻駅からのルートや第5駐車場の混雑回避術を実践し、相模原ギオンフィールドでの有意義な観戦・競技時間を存分にお楽しみください。 (出典: 相模原 ギオン フィールド(Yahoo!ニュース))